さあ皆さん、もう簿記への関心と資格取得への意欲がメラメラと沸いてきましたね!
では、今回は、おすすめテキストを使用し、どのような学習をして合格できたのかを記事にしますね!

え?!テキストとまだ購入していない?!
使用テキストの案内ページはこちらです。
テキストの使用方法
テキストは、スッキリわかる日商簿記3級 第10版 [ 滝澤 ななみ ]を使用した場合の解説です。
私は以下の順序でテキストを使用しました。
- テキストを読み、CASEの終わりにある「問題編」を解きながら進める
- 最後まで終えたら、次は上記の問題だけをはじめから解く
- ほぼすべての問題がとけるようになったら、過去問題集(別冊)に取り掛かる
この順で進めていけば、基本的な仕分けができ、簿記の一連の流れが掴めるようになります。
このテキストでは、なんとなく基本を身につければ大丈夫です。
というのも、テキストだけで簿記のすべてを理解するのは不可能だからです。テキストの問題だけでは、解く量が圧倒的に少なすぎます。
そして、頭に詰め込む暗記は不要です。
この勘定科目は資産だっけ?とか、貸借対照表と損益計算書への記入とか、覚えることは多々ありますが、暗記しようと努力する必要は全くありません。むしろ、詰め込んだわけじゃないのに自然と解ける!くらい、練習問題を重ねることが重要だからです。
だから、はじめは何度読んでも解けない、覚えられないということがあっても焦らなくて大丈夫です。何度も繰り返し問題を解くたび、いつの間にか自然と覚えていきます。
一つ一つの段階にポイントがありますので、お伝えしますね!
テキストを読み、CASEの終わりにある「問題編」を解きながら進める
CASEごとに、学んだ内容を理解したか確認できる問題がついていますので、次のCASEに進む前に必ず解いてください。
そして、テキストを進めるうえで重要なのは、なぜそうなるのかを理解することです。
勘定科目を暗記する必要はありませんが、なぜその回答になるのかは自分が納得するまで調べてください。
テキストを読んでも理解できない問題が、きっと出てきます。
その場合は、インターネットサイトでわからないキーワードを入れ検索してみてください。様々なサイトで簿記に詳しい方が教えてくださっているので、テキストではいまいちピンと来なくても、解決できる可能性が高いです。私が皆さんにお伝えできればいいのですが、知識も経験も乏しく、誤った情報をお伝えしてしまうのは本意ではないので、頑張って解決法を探してください…!(すみません)
そして、前日解いた問題は、次の日の学習を始める前に再度解きます。
そのように前日の問題を毎回復讐することによって、確実に仕分け力をつけることができます。
簿記は、仕分けの力をつけることがとにかく大事です。
ちなみに、本誌に解答用紙が付いていますが、プリンターの使える方は何度も練習するため公式サイトから解答用紙をダウンロードし使用するのがおすすめです。もしくは本誌の解答用紙をコピーして使用してください。
仕分け問題であれば特に解答用紙を使用する必要はないのですが、後半の帳簿に記入する系の問題は、解答用紙がないと何度も練習するのはきついです。(私はプリンターもないのに何も考えずに直接書き込み、失敗しました。皆さんはそうならないで)
最後まで終えたら、次は上記の問題だけをはじめから解く
テキストを最後まで終えたら、今度は問題のみをはじめから解いていきます。
これが、テキスト終わったころって初めに覚えたことがきれいさっぱりわからなくなってるんですよね。
テキストを読んで問題に取り掛かればすぐにわかるのに、問題だけ見て解こうとすると、全く解けない、という現象が起こるはずです。
解説を見ずに解けなかった問題にはチェックをしていきます。
そして、最後まで来たら、また最初から今度はチェックの入っている問題を解きます。
そのようにほぼすべての問題が解けるまで繰り返し、基礎を定着させていってください。
ほぼすべての問題がとけるようになったら、過去問題集(別冊)に取り掛かる
そして、基礎が身についたところで過去問題集に取り掛かります。おすすめは同じシリーズの2019年度版 スッキリとける日商簿記3級過去+予想問題集 [ 滝澤ななみ監修 TAC出版開発グループ ]ですが、過去問題が解ければなんでもいいです。
しかし、ここで初めて過去問題を見たあなたはきっと愕然とします。というか、私はしました。

なぜだ、テキストの問題と全然違うぞ…
そうなんです。実際の問題は、テキストのようにシンプルな出題ではなく、一文が長いです。
そして、仕分けの量が大変多いです。
仕分けの量が多くて、あってるんだかあってないんだか不安になりますが、でも大丈夫。
仕分け力がついていれば、一つ一つの問題を着実に答えていくだけです。
本番の試験では、すべての計算の合計があっているかを問われるわけではなく、それぞれの仕分けがきちんとできているかを問われているので、そこで点数を稼げれば合計が合わずとも合格できます。
なので、問題が複雑で量が多くなってもくじけずただひたすらに問題に取り掛かってくださいね!
最初はできなくても、何度も繰り返すうち、問題の特徴をつかめるようになってくるはずです。
まとめ
繰り返しますが、簿記はとにかく練習問題をこなし、仕分け力をつけることがとにかく大切です。
時に面倒くさくなってしまったら(たくさん解くのは結構面倒くさい)、途中で手を止めて気分転換しましょう。
そして、また始めるときには、新たに一から解き始める気持ちで取り組むことが大切です。
慣れてくると、パズルを解くような感覚で楽しんで問題を解けるようになりますよ!
楽しめるようになればもう合格したも同然です!
では皆さんの楽しい簿記ライフを願って!
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