建設業経理士2級に合格するために取り組んだこと

建設業経理士2級

2019年11月11日、建設業経理士2級の合格発表がありました。

9月8日に試験を受けてきましたが、

合格できました!

やったぜ           

今回は、建設業経理士2級について書きたいと思います。

建設業経理士難易度についての私の見解

見解なんて偉そうですね。感想にします。

日商簿記2級合格後、約2か月半後に建設業経理士検定を受けました。

『建設業経理士2級は、日商簿記2級の知識があれば、あとは建設業特有の勘定科目や原価計算を覚えるだけで合格できる。』

というのが、私の感想です。

日商簿記3級の知識で建設業経理士2級を目指すのは、覚える範囲が増えるうえに建設業経理独特の考え方が出てくるので覚えにくいかなと思います。ですので、先に日商簿記2級を取得後(もしくは学習後)、建設業経理士2級を取得するのが、学習しやすいかなと個人的には思いました。

日商簿記2級では、工業簿記が出てきます。その工業簿記の考え方が、建設業経理の考え方に近いです。

さらに言うと、建設業経理士2級は日商簿記2級のように複雑で細かいところまで計算しなくてはならないことがないので、一つの問題にかかる時間は、建設業経理士のほうが圧倒的に短く済みます。日商簿記で複雑な計算になれることで、建設業経理士の問題がすらすら解けるかなと思います。

建設業経理士では、過去問を解いていても、あまり複雑な問題は出ていないように感じます。

ですので、勉強するなら日商簿記2級取得(もしくは勉強後)建設業経理士2級に挑戦がおすすめです。

そして、すでに日商簿記2級を持っている方は、ぜひ建設業経理士の資格も取ってください!

もし現在勤めている会社を辞めて建設業に携わることになったとき、ほぼ確実に有利になります。

(なぜなら経営審査の加点対象になるから!)

資格手当が出る会社もありますし、いつかのために持っておいても損はないはずです。

ちなみに私は会社から何か言われたわけでもないですが、建設業会計がどうなっているのか知りたくて、覚えたら会社の利益に貢献できるかなと思い取得しました。

建設業経理士2級独学テキスト

簿記系の資格といえば、このサイトでおなじみ

これですね!

しかし!これは日商簿記のスッキリわかるシリーズと違い、各章ごとに練習問題がついていません。

ですので、

これも併せて購入しましょう!

日商簿記2級もこのテキストを使った方は、建設業経理士2級もぜひこのテキストを使ってください。

このテキストシリーズで学ぶことで、これからどこを重点的に学べばいいかわかります。

テキストの使用方法

簿記2級でスッキリわかるシリーズのテキストを使用した方向けの勉強方法です。

簿記2級と建設業経理士2級の出題範囲はほとんど重複しています。

ですので、シリーズで使用することにより、違うところがはっきりとわかります。

まず、テキストを購入したら、はじめから終わりまで、一読します。

その際、日商簿記2級で見たことないページに付箋なり、折るなりしるしをつけます

(重複するページは、大体日商簿記2級と同じイラストなりタイトルなりになってます。)

そこが未学習内容なので、そこを重点的に学習します。

見たことあるページは日商簿記2級で嫌というほど練習してるので、ほぼやらなくて大丈夫です。

改めてやらなくても解けるはずです。

しかし!日商簿記2級とは違い、一か所だけ、暗記すべきページがあります。

それはズバリ

CASE126『原価とは?』から6ページです。

この6ページは、スッキリわかるシリーズにしては難しい言葉を使い、原価についての説明文が書かれています。それはなぜか。

それは、試験問題第4問に毎回高確率で出題される内容だからです!

は?漢字ばかりだし内容が意味わからんからとばそ。計算ないから関係ないな! 

と飛ばした結果、初めて過去問を解いたとき第4問を見て、

え、こんなの習ってないし・・・                      

となりましたが上記ページにしっかり書かれていましたね!

第4問は、高確率で文章の問題です。書いてある内容はよくわからないので、、そのままそういうものだと思って覚えましょう。ここだけは、日商簿記と違います。逆に言うと、ここを覚えておけば、第4問は全問正解狙えます。(過去の試験問題上です。次が必ずそうとは限りませんが…)

過去問題集は買わなくても大丈夫

個人的には、買わなくて大丈夫だと思います。

というのも「スッキリとける問題集 建設業経理士2級」は、過去問題が3問ついているからです。

あとは、建設業経理士の公式サイトで過去問題を掲載しているので、プリントアウトして何度も使えば、過去問題集購入するより安上がりです。

※ただし、模範解答がありませんので、解答はネットで検索する必要があります!

過去問題ダウンロードはこちら

過去の試験問題 - 建設業経理検定試験
過去の試験問題 過去に実施いたしました建設業経理検定の試験問題をPDFファイルに...

【番外編】申込後の写真送付を忘れたら

建設業経理士検定では、インターネット申し込みをしたのち、

指定の用紙をプリントアウトし、期限までに顔写真を送付する必要があります。

通常忘れる方はあまりいないかもしれませんが、

私は期限日を勘違いし、結果的に送り忘れとなりました。

送り忘れてしまった、期限が過ぎてしまった方、

大丈夫です!!!

しばらくすると、申込時に登録したメールアドレスに、

顔写真が送付されていないというお知らせメールが来ます。

そこに改めて期限が書かれていますので、

顔写真を送ってください。

申込時に受験料支払いが確定するので、受験できなかったらどうしようと焦るかもしれませんが、

受験できます。

送り忘れた私も受験できました!そして合格しました。大丈夫ですよ!

まとめ

建設業経理士2級は、独学でも取得できる試験です。

日商簿記2級を持ってる方は、ぜひ受験を検討してみてください。

建設業界に参入したとき、一目置かれること間違いなしです。

私は、次は1級を受けてみようか検討中です。

経理の仕事をしてるわけでも、資格手当もないので完全な自己満足ですが、

それでも建設業界に詳しくなれるなら、勉強したいと私は思うのです。

それでは、お互いに頑張りましょう!

コメント

  1. […] 建設業経理士2級に合格するために取り組んだこと2019年11月11日… […]