みなさんこんにちは!
建設業経理士1級に独学で挑戦すると宣言してから早1か月。
多少スピードは遅いですが、現在財務諸表のテキストに取り組んでいます。
今日は、建設業経理士1級「財務諸表」についてわかったことをお伝えしたいと思います。
この記事は、
- これから建設業経理士検定1級を受けようか悩んでいる人
- 1級を受験するためにどこから手を付けようか迷っている人
- 1級財務諸表がどんな内容か知りたい
方に向けての内容です。
建設業経理士1級は、
財務諸表、原価計算、財務分析
の3項目に分かれています。
私は勉強を始める前、この3つの違いがどんなものかわからず、どこから手を付けようか悩み、とりあえず財務諸表のテキストに取り組むことにしました。
財務諸表の内容がわかりましたので、これから勉強を始めようとする方の参考になればいいなと思い、簡単な内容をお伝えします。
しかし、まだテキスト一周目しか読んでいない時点での内容になりますので、
参考にされるかは自己判断でお願いいたします・・・!!

なにとぞ、よろしくお願いします
財務諸表テキストの学習内容は
財務諸表というと響きは難しいですが、内容は、日商簿記2級でいうところの「商業簿記」にあたる分野でした。建設業経理士2級取得済みの方にとっては、原価計算以外の部分です。
ですので、過去のテキストと重複するところがかなりありました!
ここで触れましたが、私は日商簿記2級を取得してから建設業経理士2級を取得しました。
この2つは、学習内容はほぼ同じです。
ですので、日商簿記2級と重複していない個所を重点的に学習しました。
そして今回の財務諸表のテキストを見ると、やはり見たことあるページが出てきます。
(あ、テキストはおなじみ
こちらでお話ししますね)
見たことあるページは学習済みなので、今回も見たことのないページを重点的に学習していきたいと思います!
2級と1級の学習内容の違い
建設業経理士2級と比較して、新しく出てきたのは、
- 企業会計の分類と目的
- 発生主義会計
- デリバティブ取引
- 企業結合
- 共同企業体会計
- キャッシュ・フロー計算書
といったところでしょうか。
これらはどんなものか、一つ一つ見ていきましょう。
企業会計の分類と目的、発生主義会計
これら二つは、2級までは「なんとなく会計とはそういうものかな」って思ってきたものを、正式な言葉で教えてくれている内容です。主に会計原則メインです。
まだ過去問を解いていないので何とも言えないのですが、
おそらくこれは、暗記して、文章で答えるタイプの問題です。
だって、スッキリわかるテキストで難しい言葉ではっきり書かれているから・・・!
暗記が必要そうです。
デリバティブ取引
従来から存在する金融商品(株や債券)から派生して生まれた金融商品(デリバティブ)を扱う取引のことをいうそうです。
むむ、ややこしいですね。
株式や債券は価値が下がるリスクが存在しますが、デリバティブ取引をすることでリスクに備えることができるそうです。
その取引の際の会計処理を学びます。
ちなみに私は、恥ずかしながらそんな取引があること自体初耳でした。

もしかして、みんな知ってるの
企業結合
企業の合併についてですね。
正式には「ある企業とほかの企業とが一つの報告単位に統合されること」を企業結合というそうです。
合併にも様々な種類があるようですね。その種類によって処理方法も異なるようです。
共同企業体会計
建設業の事務をしている方なら一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
「JV」というやつです。
共同企業体(JV)とは、大きな工事を複数の会社が協定を結ぶことにより出資し、工事を分担して請け負う目的で設立するものだそうです。
そのJVによる会計処理を学びます。
大きな工事を請け負う会社になると、このように共同出資が必要となるのですね。
キャッシュフロー計算書
財務諸表のうちの一つで、手元に現金がいくらあるのかを知るための書類です。
例えば商品を購入し、掛け売りでその商品をたくさん販売したとしたら、まだ手元に現金ははいってきません。ほかに支払いが必要な場合、支払いが滞ってしまう可能性があります。
その状態を把握するために作成するのがキャッシュフロー計算書だそうです。
その他の論点について
真新しい内容は上記ですが、それ以外にも、過去に出てきた論点を掘り下げたものもかなりありましたので、少しずつこのブログでおさらいしていきたいと思います。
そして、テキスト一回読んで思うのは、
「複利」
という概念をしっかりマスターする必要があるなということでした。
そして、この複利を計算するためには、計算機の使い方もマスターする必要がありそうですよ!
2級までは、電卓は計算できればよかったですが、複利計算は、3乗、4乗、5乗・・・という計算が必要になるようです。
私最初、1回計算しては答えを紙に書いて、更に掛けて紙に書いて・・・としていたのですが、
なんと、電卓一つで何乗でも計算できるんですよ!

電卓すごすぎ!
これはぜひ改めて記事にしますね!
テキスト1周読み終えるのに要した時間
「スッキリわかる」テキストには、間に理解度を確かめる簡単な問題がついていて、それが別冊の「スッキリとける」問題集です。
テキストを読みながら問題番号が出てきたら解く、という感じでテキスト最終ページまで終えました。
一日、大体分30分の学習時間で、1.5か月くらいでテキスト1周くらいできるかなという感じです。
しかし、「○○について、○○字以内で答えなさい」という問題には取り組んでいません。
これは、別枠で学習する必要がありそうです。
このタイプの問題は本当に苦手です・・・しかし、きっと何か攻略法があるはず!
苦手意識をもって見ないようにしてましたが、原価計算、財務分析学習後に真っ向からぶつかっていきたいと思います!
テキスト一周を終えての感想
財務諸表テキストに関しては、2級の延長という感じだったので、学習に入りやすかったです。
しかし、スッキリとける問題集だけでは問題数が少なすぎるので、これは過去問を何回も解く必要がありそうです。
テキスト1周で大枠はつかめましたので、あとは問題集でひたすら問題を解いて、学んだ内容を頭に落とし込んでいきたいと思います。
今の私は、「学生が取り合えず学校に行って、授業を受けた」状態と似ています。
テキストの1回目は、そんな状態になれば上出来かな?と思います。
当初、建設業経理士1級取得は雲の上のように感じていましたが、実際にテキストを購入して取り組んでみたら、手が届かないこともなさそうです!
経理には全く無縁の人生を送ってきたド素人ですが、独学でどこまでやれるかチャレンジしたいと思っています。
ここに宣言することで逃げ場をなくして頑張ろうと思いますので、
温かい目で見守ってください!
そして、独学だからこそ気づく目線がきっとあると思うので、私が知りえた情報を皆さんにお伝えしていくブログにしていきたいと思っています。

つたない文章になりますが、なにとぞよろしくお願いします!
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